天パで悩んでいる人集まれ~!!!
こんにちは、じゃらしです。
皆さん、髪の毛生えてますか?
ふさふさ、つやつや、さらさら、うねうね、ちりちり、じょりじょり、つるつる…
世の中にはたくさんの髪型があります。
自ら好んでつるつるという、修羅の道を行く人もいるでしょう。
知らんけど。
結局は自分が好きな髪型が一番なわけです。
そんな中、なりたくてなったわけではない髪型があります。
それこそが天然パーマです。
略して天パ。
腹立ちますよね。
私も天パという業を背負って生きています。
辛さはとてもわかっています。
安心してください。
泣かないでください。
大丈夫。私が付いています。
「え~天パ良いじゃん~!私なんて真っすぐすぎて何もアレンジできないから~!」
は?????????
こちとら人よりも早くに起きて、時間をかけて髪と戦ってんだよ。
真っすぐにしようと長時間かけてこれだよ。
貴様の頭皮にスチールウール埋め込むぞ。
確かにストレートの方の悩みもあると思います。
ただ、それは自分をより良くすることに悩んでいるだけであり、
ストレートのままで人に不快感を与えたり、
ストレートでいてマイナスになることはないのではないでしょうか。
(本当にストレートで悩んでいる方の気持ちがわからないですが)
それに比べて天然パーマは、マイナスからのスタートです。
鏡を見ると見苦しい自分が映っています。
髪の毛が生えているというより、頭に焼きそばを乗せているのかと思ってしまいます。
更に、何もスタイリングせずに外に出ると、だらしのない印象を与えてしまいます。
何もお洒落な髪型にしたいわけではありません。
私たちはただ、普通が欲しいのです…
こんな運命…
さて、天パと言っても、大きく分けて2種類あると思っています。
1つはうねうね。
S字を描くようなひねくれた髪の毛です。
よくわからないところでぴょんっとはねたり、
床に落ちて陰毛に擬態する悪い癖っ毛です。
しかし、セット次第ではお洒落になる可能背を十二分に秘めていると思われます。
パーマかけるひともいるわけだし。
天パ界でも勝ち組になり得る素質があります。
そしてもう1つはちりちりです。
バーナーであぶられたかのようなちりちり感ある髪質です。
黒人の方に多くいるイメージがありますね。
日本人の体格と顔の薄さでは似合う人が限られてしまうでしょう。
こいつは最強に厄介だそうです。(美容師の友達曰く)
ここで一度、天パの方々の味方であることを証明すべく、
私の髪プロフィールを紹介しましょう。
うねうね+ちりちり の複合型。
前髪と後ろ髪が四方八方にうねり、アイロンなしでは人前に立つことが不可能。
S字などという低レベルの次元ではなく、Sを3つ縦に繋げたうねりを実現。
トップがちりちり爆発エリア。
自分の影を見てみると、短いアホ毛が6億本はねており、一本一本が意思を持ち自らの目指す方向へ行こうとしている。
恐ろしいほどに団結力はなく、収拾がつかない状態である。
髪質は、ちねれば自立するほどに固く、指に突き刺さることもしばしば。
一日頭を洗わないでいると、油分で髪がまとまり良い感じになる。
(匂いを嗅ぐのはご法度だぞ!)
幼少時
マッシュルームヘアーが似合うさらさらのかわいい天使。
今後待ち受けている試練の厳しさをまだ知らない。
小学校
ん?なんかもさもさしてるぞ…?幻かな…?
まあでも、小学生のもさもさ感って何か可愛いよね。
本人も気にしてないし。
卒業まで遊戯王ばっかりしてたよきっと。
中学校
立派な天パの出来上がり。
スチールウール、ラーメン、鳥の巣、道明寺と呼ばれる。
コンプレックスという意思が生まれる。
毎日本当に悩む。誰もわかってくれない気持ち。
大人の方々は思春期を舐めないでいただきたい。
高校
ヘアアイロンを使って多少ごまかす。
それでも天パであることは言わずもがな。
天パいじりのあだ名に、ちん毛がプラスされる。
「パーマかけてるのかと思った。」と言われるのが滅茶苦茶嬉しい。
しかし、しっかりとコンプレックスに感じている。
大学
初の縮毛矯正を行う。
~~~~~
美容師さん「とりあえず始めていきますね~」
私「お願いします~」
1時間後
美容師さん「ちょっと思ってたより癖が強かったので、このお店で一番強い薬使わせてもらってもよろしいですか?」
私「お願いします~」
1時間後
美容師さん「いかがでしょうか?」
私「え~すごいですね!ありがとうございます!(ちりちりはなくなったし、うねうねもS字レベルまでにはなったものの、まだしっかりと癖あるな…)」
美容師さん「ありがとうございました~」
翌日
プルプルプル…ガチャッ
私「あ、すみません。昨日縮毛矯正していただいた者なのですが、後ろの方にまだ癖が残っていたので、もう一度お願いしたいのですが…」
美容師さん「かしこまりました~」
数日後
美容師さん「お客様の癖本当に強いですね。驚きました。」
私「いや~それほどでも//////」
美容師さん「では、始めていきますね~」
1時間後
美容師さん「いかがでしょうか?」
私「いや、全然変わってない~!(お~!完璧です!ありがとうございます!)」
~~~~~
ここから数週間、私の頭はお薬の匂いがして、気分が悪くなりました。
ちなみに美容師さんは本当に優しい良い方でした。
数か月後には、うねりもちゃんと戻り戻ってきました。
おかえりなさい。
今では、毎日アイロンだけで頑張っております。
勿論、海やプール、銭湯には行けません。
行っても髪を濡らさずに頑張っております。
濡らしたら頭皮からわかめが生えちゃうからね。
「縮毛矯正やストレートパーマは、頭皮に薬が付着したら将来はげる」
という迷信が怖いので、それ以来お願いしておりません。
そういうの信じるタイプなので。
いかがでしょうか。
私の天パ史。
私が真の天パということはご理解いただけたでしょうか。
真の天パってなんだよ。ファッション天パなんているのかよ。
「うるせー!人の体験談なんて聞いたところで、自分の天パは治らないし、悩みも変わらないよ!」
そりゃそうですよね。
言葉で諭してくるなんて、中学時代の私が最も嫌っていたことです。
何も解決しないですもの。
今、天パで悩んでいる方は学生に多いのではないでしょうか。
この記事を読んでいる方も学生でしょう。
好きな人でもいるんだな?こやつめ。告白しろ。
私も、絶賛思春期真っ只中の頃、
天パがコンプレックスのあまり、様々な対処法を調べました。
生活習慣の改善、頭皮マッサージ、癖毛に効くトリートメント、神頼み…
しかし何をやっても治ることはありませんでした。
後天的な癖のため、遺伝子を恨むこともできず、目を真赤にしていました。
時には、自分のうねる髪を無理やり強く引っ張り、
時には、縮れ毛を見つける度に毛根から引き抜き、
自らの髪の毛へ嫌がらせをしていました。
当然のように意味はなく、自らの頭皮が痛むだけです。
絶対に止めてあげてください。
可哀想でしょ!
だからこそ、天パで悩んでいる学生に言いたいのは、
今は耐えるしかない、ということです。
一定の年齢を超えると、ある程度自分の髪質とうまく付き合えるようになってきます。
また、外見だけではないということにも気づいてきます。
外見も勿論大切ですが、内面を磨くのが一番です。
そもそも、天パが理由で振り向いてくれない相手なんて大した人じゃないぞ!
グッバイ・マイマリー!
それでも、本当に悩んでいるのであれば、縮毛矯正やストレートパーマなど、薬の力を借りざるを得ません。
一度さらさらの髪を味わってしまうと、定期的に行かなくてはならないので、出費もかさみます。
低価格のヘアアイロンでも良いけど、毎朝大変だし、髪がぱっさぱさになるよ。
しかし、自分の望んだ髪型が実現できるようになるので、
自分への自信もつき、積極性がプラスされるでしょう。
最後に、
銀魂で学んだ言葉、
『天然パーマに悪い奴はいない』という言葉は本当だと思います。
坂田銀時は天パとは認めないけどね。
天パで悩んでいるみんな、とてもかわいいぞ!
私はずっと悩んでいるからな!
かわいいだろ!