じゃらし日和

脳内整理

知識0でも呪術廻戦の映画って面白いの???【#3-2 呪術廻戦】

 

 

※この記事には『劇場版 呪術廻戦 0』のネタバレが含まれています。ご注意下さい。

 

 

こんにちは、じゃらしです。

 

『劇場版 呪術廻戦 0』知識0で見ても楽しめるのか。

後編です。

前回までの流れ

 

 

 

――――――

 

 

さて、現れますは今作のボスキャラ

ロン毛武士道、夏油さん。イケボ。

『げとう』って読むんだってさ。

敵キャラってワクワクするよね。個性的で。

 

 

肩が重く息苦しいという悩みをお持ちの女性が、母親と一緒に夏油のもとへ訪れます。

瞬時に女性の悩みを見抜き、あっという間に呪いを吸収

どうやらこの夏油という男、除霊師?のようです。

 

困っている人の悩みを解決する辺り、良い奴なのでは…?

と思っているのも束の間。

 

今度は呪いを放ちおじさんを殺害してしまいます。

お金、若しくは呪いを持っていない人間を、猿として嫌っており、

呪術師だけの世界を作ろうと考えているようです。

手始めに乙骨君達がいる学校を落とそうと目論んでいます。

 

 

早速学校に侵入してきた夏油一行。

仲間を数人引き連れています。

そこに居合わせた1年生4人。

夏油が一瞬で乙骨君に近寄ります。

 

あまりの速さに他の3人は追いついていません。

夏油がその気だったら簡単に倒されてるじゃん怖っ。

 

 

「僕の生徒にイカれた思想を吹き込まないもらおうか」

 

出ました。信頼と安心の五条先生

その他、学長を含めた多くの先生方もいます。

 

え…てか学長蝶野さんじゃん。超蝶野さんじゃん。

笑っちゃったよ蝶野さんすぎるんだもん。

昨年末ガキ使なかったもんね。ここで出てくれたんだね。

そもそも、この学校この4人以外に生徒いる?全く見ないよ?

 

 

どうやら夏油12月24日に、新宿と京都で百鬼夜行を起こすそうです。

そのことを伝えに来たんだとか。宣戦布告。

学校は総力を上げて止めようとします。

大戦争の始まりです。

 

それだけ告げて、夏油一行はその場を後にしていきました。

 

 

12月24日、百鬼夜行当日。

学校では、私服の眼鏡子乙骨君がいます。

喧嘩ばかりの2人…誰もいない放課後の教室…

 

あれ?ラブコメ始まった?

 

おっとそうはいきませんね。

里香ちゃんに怒られてしまいます。

 

 

眼鏡子の過去を乙骨君に語っています。

こうして2人の心は急接近したんですかね。

部屋に戻ると言い、乙骨君を教室に残して、眼鏡子が廊下に出ます。

 

不覚にもツンデレ眼鏡子が廊下で頬を赤らめるシーンは可愛かった。

その直後、学校の周りが夜になります。

 

 

学校の屋上。

眼鏡子の前には夏油。

空を暗くした原因を倒すため、屋上までやってきました。

 

「悪いが猿と話す時間はない」

 

全く相手にする気がない夏油は、容赦なく呪いを放ちます。

 


一方新宿。

大量の敵がうじゃうじゃ。

 

バリバリの山寺宏一さんである黒人五条先生が対峙してます。

ここで不思議に思う五条先生。

 

「あの目立ちたがりが前線に出てこない…?」

 

夏油の本当の目的に気がついた五条先生は、パンダ棘君を学校に飛ばします。

乙骨君眼鏡子を死守しなければ…

 

それにしてもこの的確な状況判断…

かっけぇ…俺先生にどこまでもついていくってばよ…

理想の上司ランキング1位ですよ。

もうどこにでも飛ばしてください…出来ればハワイとか…

 


学校にいた2人は夜の中に閉じ込められていました。

夏油の狙いは元から乙骨君里香ちゃんだったのです。

 

そこに空からパンダがドーン!!

 

結界を簡単に破っていきます。

 

パンダ半端ない。

しゃくれるプラネットみたいになったパンダが、夏油とぶん殴り合います。

隙を見て棘君が叫びます。

 

「堕ちろ!」

 

私はすでに落ちています。

 

夏油を潰したかに見えましたが、呪いと共に蘇ります。

こうして棘君パンダも簡単に倒されてしまいました。

 

 

不穏な空気を察知した乙骨君。

屋上で倒れている3人を見つけます。

自分のために傷ついた友達。

乙骨君ブチ切れで里香ちゃんを呼びます。

 

 

夏油と対峙しながらも、瀕死状態の3人を救出する乙骨君里香ちゃん。

特に酷い怪我を負っている眼鏡子ちゃんを回復させます。

 

回復とかできるんだ。

割と何でもできそうだな呪術って。

呪いなのに回復って不思議。

 

 

「お前ばっかりずるい!」

「何をしている」「蝶よりも花よりも丁重に扱え」

 

ここで里香ちゃん眼鏡子に嫉妬のブチ切れ。

冷静な乙骨君は冷たい口調で里香ちゃんを諭します。

 

「ごめんなさい」「怒らないで」「嫌いにならないでぇ」

と謝る里香ちゃん。

 

「怒ってないよ」「嫌いになんてならないよ」

と優しい乙骨君。

 

完全にメンへラ彼女DV彼氏です。

 

連絡が遅かったり、他の女の子と少し話してるだけで怒るタイプ。

それほど好きなんだもんね。

かわいいね里香さん。

 

一方は浮気を疑われたらブチ切れて、相手が謝ったら以上に優しくするタイプ。

相手を否定した後に優しく肯定する。

依存のさせ方が上手いですね乙骨さん。

 

こうして2人はさらに協力して夏油と戦います。

 

 

再び新宿。

五条先生バリバリの山寺宏一さんである黒人をぶっ飛ばしてる。

五条先生片手でビルぶっ飛ばしてる。

五条先生の目が見えている。

キラッキラ。やっぱりイケメン。

 

前半では正直先生の強さ疑ってました。ごめんなさい。

生徒が危険な目にあってばかりで、先生何もしないから。

実は弱いんじゃないかと思ってました。ごめんなさい。

 

でも何でいつも目隠してるんだろう。

漫画読めばちゃんとわかるんだろうな。

 


一方京都。

ムスカみたいな人。

青髪姫カット

金髪ツインテ魔法使い。

上裸ムキムキ終末のワルキューレ

 

色んな人一気に出てきた。みんなちゃんと名前ありそう。

全くわからん。覚えられん。

 


場面再び学校。

 

それなりに優位に戦っていた2人ですが、ここで夏油が本気を出します。

ラスボスあるあるの最強技。

 

急に大技の説明を始めるんだもん。

内容はよくわからなかったけど、大量の呪いをぶつけるとか。

元気玉みたいなことだね(?)

 

 

ここで乙骨君里香ちゃんとある約束をします。

 

「最期にもう一度力を貸して」

「僕の未来も心も体も全部里香にあげる」

「愛してるよ、里香」

「一緒に逝こう?」

 

そして2人は口づけを交わします。

 

その瞬間、

 

「憂太っあ!!!!大大大大大大大大大大大大大大好きだよぉ!」

 

文字にすると笑っちゃうな。

実際の映画だとすごく泣けるシーンなんだけどね。

どうも興奮してる感じが変態チックよねこう見ると。

 


自らを生贄として力を解放。

それに対しての夏油乙骨君のやりとり、

 

「そうくるか、女誑しめ」
「失礼だな、純愛だよ」

「ならばこちらは大義だ」

 

……泣ける

滅茶苦茶いいシーン。

純愛だよ本当。幼馴染のことをそんなにもずっと想えるなんて。

絶対乙骨君童貞だもんね良い意味で(?)

 

 

ボロボロになった夏油傷を抑えながら敗走します。

そこに現れた五条先生。

夏油五条先生乙骨君の学生証を渡します。

小学校の敵も夏油の仕業だったようです。

 

「何か言い残すことはあるか」

「この世界では私は心の底から笑えなかった」

「最期くらい呪いの言葉を吐けよ」

 

こうして五条先生夏油に止めを刺しました。

 

ここの2人の親友感がとても良い。

違った生い立ちなら別の未来があったんだろうなと考えさせられます。

敵になった友達に止めを刺す気持ち。

一生分かりたくないですね。

 

 

眼鏡の呼びかけで乙骨君が目を覚まします。

1年生みんな無事だったようです。

流石乙骨君。

 

「ごめんね里香ちゃん、待たせたね」

 

里香ちゃんと一緒に逝こうとしたその瞬間、里香ちゃんが人間の姿に戻りました。

 

ここら辺はよくわからなかった。

乙骨君がなんかすごい人の子孫だとか。

やっぱり呪われてたのではなく、乙骨君が呪いをかけていたとか。

 

とにかく乙骨君は死なないらしい。

 

 

でも里香ちゃんは消えちゃうんだってさ。

こう言っては何ですが、里香ちゃんが消える瞬間、あの花のめんまが重なりました。

むしろそれが強すぎた。

もはやめんまの声にしか聞こえなくなってしまった。

 

「「「「見いつけた!」」」」

「見つかっちゃった」

 

って聞こえたもんなんか。

 

 

最後に五条先生乙骨君に学生証を渡します。

「先生が拾ってくれたんだ」

「いや、僕じゃない。僕の親友だよ、たった1人のね」

 

 

―――終幕―――

 

くうううううううう!!

親友だってさ!五条先生ったら!

結局最後も先生が持っていくんだから!

もう主人公じゃんねこれ。

 

 

ということで感想まとめに入りたいと思います。

 

感想としては…

 

シンプルに面白かった。

 

流石ジャンプ漫画ですよね。

努力友情勝利って感じで見やすかったです。

話の大事な部分の説明もあり、知識0でも理解できました。

 

キャラクターの細かい設定や、呪術に関する知識的な部分に関しては、映画だけでは難しいですね。

ただ疑問に思う部分はいくつかあっても、話の大筋には影響もありません。

 

むしろこれからどうなるのか漫画が読みたくなる内容でした。

最後にバリバリの山寺宏一さんである黒人と乙骨君が一緒にいたのとか謎すぎるし。

 

 

つまり、

『劇場版 呪術廻戦 0』は知識0でも十分楽しめる。

 

 

 

余談。

①乙骨君や棘君、パンダ、五条先生、夏油。

キャラ名がとても個性的なので簡単に覚えられていました。

しかし、眼鏡の女の子こと真希ちゃんに関しては、最後まで覚えられませんでした。

この記事を書くために調べました。

 

 

②最後に強力な力を失った乙骨君。

何の力もなくなった主人公で、今後どうやって話を進めるのか気になり調べました。

そしたらびっくり。

 

呪術廻戦の主人公って乙骨君じゃないじゃん。

 

驚きすぎて滅茶苦茶声出ちゃったよリアルに。

本当の主人公が一切出てこない映画とかある?

 

どうやら今作は、本当の主人公が活躍する少し前のお話みたい。

乙骨君への愛をどうすればいいか分からなくなった。

これが今回の一番の衝撃でした。

 

 

それでは。

 

 

はじまる#3【初めての『呪術廻戦』】